プレガードⅡ
平成11年度の基準改定で、衝突荷重を考慮して設計することが明記されました。擁壁等に衝突荷重を作用させると、許容応力度の超過、転倒に対する安定不足等の問題が生じます。こうしたことから、要求性能を満たしたプレキャストガードレール基礎を開発しました。
- 施工性
- プレキャスト製品であることから、工期短縮が図れます。
- 縦断勾配が12%までであれば、ガードレール支柱は垂直に施工できます。
- 曲線半径15mまで対応できます。
- 擁壁前面に足場設置の必要がありません。
- 軽量であることから小型機械で施工できます。
- ガードレール支柱が路面側にないため、舗装施工が容易です。
- 仮設時の道路拡幅が容易に行えます。
- 経済性
- 連結構造とすることで、軽量化を図りました。
- 設置時の効率化を図りました。
- 安全性
- 実物実験により、本体、連結部の性能確認を行っています。
- 平成11年度以前の擁壁修繕(ガードレール取替等)を行う場合、天端部だけでガードレール設置が可能です。